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映画なんて見に行ってる余裕なんか無いくせにっ!!!・・・・・まぁ、気分転換のつもりで見に行ってきました。ゲドってきました。


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見終わった感想・・・・だいぶ守備表示でターンエンド状態(覚悟して見て来たという意)で見に行ったので、前評判ほど無茶苦茶悪いって感じでもなかったです(´・ω・`) そこがまた面白くないんですけど。
話の流れとしては中の下あたり仕上がり?もちろん見に行って満足出来る内容では決して無いのですが、かといっていじるほど悪くもないので微妙。

ただ、やっぱり前評判の悪さが十分に分かる出来だったのは確かです。



★悪い点①<説明不足>
かなり説明不足な部分があります。
主人公「アレン」が父親を殺した理由が明らかにされません。世界のバランスが崩れた影響を受けたから?父親の持ってた剣が欲しかったのかな?ただそれだけでは殺す理由には足りませんし・・・。
しかもそこまでして手に入れた剣を初めは凄く大切そうに持ち歩いているのですが、中盤からは剣を無くしてもその存在を忘れたかのように意識しなくなります。
あとヒロインの「テルー」と主人公「アレン」は本名を隠してるのですが、「テルー」の方はまぁ正体がドラゴンなので、そっちの名前なのかなぁと考えられるのですが、「アレン」は普通の人間なので隠してた理由が分かりません。
どうやら「アレン」の本名は永遠の命を得るために必要な言葉だったみたいですけど・・・・その言葉を知ったからといって劇中で効果が発揮されてないので詳しく分かりません。
とにかく肝心な主人公の設定が見えてこないのは辛いです。



★悪い点②<絵のクオリティ>
まず「ゲド戦記」という安っぽいレタリングが嫌いです。
で、この映画が「ジブリ」作品ではなかったら大して気にならないかもしれませんが、どうしても「あぁ、いつもだったらここはもっと動くんだろうなぁ。」と思ってしまうカットがいくつもありました。
例えば木が風邪に揺れてるシーンでも、アニメ塗りで影1色しか使ってないものをアニメーションさせてるだけだったり、竜が草原に下りてくるシーンでもそれに合わせて草が揺れてなかったり、などなど。
個人的には他にも背景に個性(オリジナリティ)が無いので見ていて飽きることが気になりました。映画なのに静止してるただのビジュアルブックを見ている感覚。
あと雲の描写が荒いと思います。いかにも「絵」という感じがしてました。
全体的に地味。



★悪い点③<話の流れ>
見ていると途中から眠たくなります。つまり飽きてきます。
話全体の3/5は同じような背景を見せながら、同じような内容の台詞を聞かされるだけなのがうっとおしいです。
起承転結でいうと、起起起結みたいな流れかと。話の内容も暗いので、子供なんかは特に退屈すると思います。キャラの仕草で笑うようなところも無いので余計に。




うーん、やっぱり2時間でまとめるには難しい題材だったのかも。「スターウォーズ」みたいにエピソードで分けて作るとまだ見やすかった気がします。
良い点としては、「ウサギ」という敵キャラの表情が豊かだったのと、テーマソング&エンディングの曲です。曲は思わずサントラを買いそうになったぐらい良いと思いました。
それと声優も別に気になりませんでした。「テルー」の声も私自身が素人声が大好きというのもありますが、「ゼーガペイン」の「カミナギ」の声が許せる方であれば全然問題ないと思います。
まぁ、スタッフロールやパンフレットに「手嶌葵(新人)」と表示されてたのは内緒ですけど。





<結論>
帰りに買ってきた「メガミマガジン 9月号」の「ウィッチブレイド」のピンナップがエロくて良かったです。



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